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生活習慣病の診療について

厚生労働省発表の令和5年の日本人の死因の割合によりますと、1位はがん(24.3%)ですが、実は2位の心臓病(14.7%)と4位の脳卒中(6.6%)ならびに9位の腎臓病(1.9%)とを合わせると23.2%になり、1位のがんに相当する割合になります。
この心臓病・脳卒中・腎臓病は、いずれも原因として高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症(痛風)など生活習慣病と密接に関連しています。

当院では、この生活習慣病を早い段階でキャッチアップし、治療や指導をきめ細かく行う事で心臓病・脳卒中・腎臓病の一次予防(疾病の発生を防ぐ事)ならびに二次予防(既にお持ちの疾病の今後の重症化を防ぐ事)に注力しています。

生活習慣病の診療について

こんな方はご相談ください

  • 健康診断で「要再検査」や「要治療」を指摘された方
  • 血圧、血糖値、HbA1c値、コレステロール値、中性脂肪値、尿酸値、クレアチニン値、eGFRなど生活習慣病に関係する数値が気になる方
  • 高血圧・糖尿病・脂質異常・高尿酸血症(痛風)・腎臓病などを指摘され、受診を検討している方
  • 心臓病・脳卒中・腎臓病を指摘された方(現在治療中の方も含む)

当院では、きめ細かい問診・診察や検査等で患者さんのお体の状態把握に努め、ご相談しながらお一人お一人のお体の状態に合わせた最適な治療を提供し、生活習慣の見直しやお薬の管理サポートを行っております。

生活習慣病とその管理

高血圧

高血圧

心臓や全身の血管に負担をかけ、狭心症・心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。
また、季節(気温)や時間帯によって大きく血圧変動する方もおみえになるため、注意深い血圧管理が必要です。
当院では、食事等の生活習慣の指導や必要に応じて薬物療法を行っています。

糖尿病

糖尿病

慢性的な高血糖および一時的な高血糖の繰り返しによって全身の動脈硬化を進展させ、やがて神経障害・網膜障害・腎臓病などの重大な糖尿病合併症や狭心症・心筋梗塞や脳卒中のリスクも高めます。
当院では食事等の生活習慣の指導や必要に応じて薬物療法(内服薬のみならずGLP-1およびGIP/GLP1受容体作動薬注射やインスリン注射にも対応)を行っています。
また保険診療で自己簡易血糖測定器やフリースタイルリブレご使用中の方も対応可能です。

脂質異常症

脂質異常症

血中のコレステロールや中性脂肪が多すぎると動脈硬化が進展し、狭心症・心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
当院では、食事・運動指導や必要に応じた薬物療法により、適切な管理を行います。

高尿酸血症(痛風)

高尿酸血症(痛風)

尿酸値が高値の場合、痛風発作や尿管結石を引き起こす事だけでなく、近年の様々な研究で動脈硬化進展との密接な関連も明らかになっています。
当院では食事等の生活習慣の指導や必要に応じて薬物療法を行っていますが、患者さんの合併症の内容によってはガイドラインに従って一般的な治療目標値よりも低い値を目標値として治療を行っていきます。

当院の治療方針

01生活習慣の改善を
重視した治療

必要に応じて管理栄養士が食事や運動のアドバイスを行い、無理のない改善をサポートします。

02患者さんに合わせた
お薬の管理

患者さん個々の状況にもよりますが、できる限り少ない薬での管理を目指します。

03定期的なフォローで
重症化や合併症を予防

定期的な検査と診察により、病状の変化を早期にキャッチアップする事で、疾病の重症化や合併症を予防したいと考えています。
定期的な検査や診察の結果によっては、自覚症状がなくとも基幹病院の専門医にご受診をお勧めする場合もございます(紹介状もお書きします)。

受診を希望される方へ

受診を希望される方へ

生活習慣病は、自覚症状がない場合がほとんどであり、数値に異常が出ている段階から何等かの治療(食事・運動・薬物療法)を開始することで、将来の心臓病・脳血管疾患・腎臓病など重大な疾病を防ぐ事に繋がります。

健康診断で気になる結果が出た方や、治療を検討している方は、お気軽にご相談ください。